JT:カデンツァはインプロでしたか?
野瀬: 楽譜通りです。
JT:クラシックを演奏する場合にジャズでの経験が影響していますか。
野瀬:ピアノではストレートにクラシックを演奏できないようです。逆に、クラリネットはストレートにしか演奏できない。
JT:今後もジャズとクラシックを並行して演奏していく考えですか。
野瀬:クラシックは家では弾きますが、お金を取ってコンサートを開くというのは今のところ考えてませんしし、そういうレベルではないと思います。
♪ NYではクリエイティヴでいられる
衝撃の少女
JT:NYでの生活に戻りますが、毎日どのような生活を送られてますか。
野瀬:NYではなるべくクリエイティブな生活でありたいと思っております。演奏、作曲、練習、アルバム制作、その他セッションをしたりライブに行ったり。
JT:現在のグループは。
野瀬: 武石聡さんとパーカッションとのデゥオ、Dave Ambrosio (b) 武石聡 (ds) またはEliot Zigmund (ds) のトリオ、James Cammack (b) 、Duan Cook (ds) のトリオなどがあり、それぞれアルバムを出しています。
WAHTコーラスですか?
JT:デビュー・アルバムの1曲がヨーロッパのTV番組のテーマに使われましたね。
野瀬: NYのフジテレビで編集のアルバイトをしていて、そのご縁で使って頂きました。 全米とヨーロッパのフジテレビです。
JT:NYから日本のジャズ・シーンがどのように見えていますか。
野瀬:演奏場所がたくさんあっていいなあと思います。ミュージシャンが分散されていて一つの所に固まっていないので、セッションしてアイディアを交換する環境を作るのは大変かと。
誰がアメリカンアイドルを獲得しなければならない
JT:NYではCDのメガ・ストアが消えてしまいましたが、その辺の様子を目の当たりにしてどう感じられますか。
野瀬:あまりなんとも感じてませんが、時代の流れにそって僕らもある程度変化していかなくてはと思います。
JT:ジャズも配信に移行していくと思われますか?
野瀬:すでに移行しているとは思いますが、ジャズに限ってはCDもしくはレコード好きなファンが残ると思います。
JT:ミュージシャンや音楽学校の生徒も配信の利用者が多いですか?
野瀬:ミュージシャンはあまりダウンロードはしないような気がします。すでにたくさん持っている方も多いし、ミュージシャン同士で音源を交換しあったりする事が多いと思います。
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